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2024.04.02
EVENT

EN-bizイベントレポート:身の回りに潜むオモシロイことをカスタムする「うべ越境共創カイギvol.7」を開催しました!

2024年2月21日(水)、EN-bizにて「うべ越境共創カイギvol.7」を開催しました。

今回は、株式会社制服のフジ 常務取締役 金子健太郎 さんをゲストスピーカーに迎え、金子さんが広島県呉市で実践するまちづくりに関する取り組みをお伺いしました。

うべ越境共創カイギとは

うべ越境共創カイギとは、「宇部」と「都市部」で感じる地域の境目を「越境」し、地域を超えた人々と共に新しい価値観などを「共創」できるような出会いを作っていきたいという想いから始めた、宇部市のコワーキングスペース「EN-biz」を運営するG&Cコンサルティング株式会社が主催する異業種交流会です。

G&Cコンサルティング株式会社について

「うべ越境共創カイギvol.7」のゲストは、株式会社制服のフジ 常務取締役  金子健太郎 さん!

今回のうべ越境共創カイギは、「まちづくりはファンづくり」というスタイルの地域デザインについてお伺いするため、金子健太郎 さんをゲストにお呼びしました。

広島県呉市を拠点に暮らしの文化と観光を融合させたイベントや参加する地域の方々や観光客の方が一緒に参加ができる仕組みについてお話いただきました。

けん玉は変な人ホイホイだった。金子さんの活動について

「何か熱中しているもので集まると”変な人”ばかりが集まる」というのはよくある光景だとお話されており、金子さんは《けん玉》を通じて出会った方々と今まで様々なイベントを実施してみることが多くなったそうです。

中でも代表的なイベントが、2019年5月12日に広島県呉市でけん玉が発案された100周年の年を記念して企画された《ギネス記録に挑戦する》イベント。参加者が同時に大皿に玉を受けることを目指すイベント「ケン玉ノ日2019 in 呉」が実施されました。

このギネスイベントを実施した結果、学校などの様々な施設をまわってけん玉教室を開催したり、イベント内でワークショップを実施したりすることで、けん玉を通して呉市の《けん玉文化》が定着していく様子を感じたとお話しされておりました。

その他「跡地にアート」を施すイベントでも参加者と一緒にをコンセプトに現在も活動されておられます。

“I”から“WE”へ「グラフィティーを活用したまちづくり」

グラフィティーとは、簡単に言うとシャッターや電柱などの街のあらゆる場所にアートを施すこと。

金子さんは地域の財産である場所や跡地にアートを施すことで、新たなコミュニティーを作っていっています。

アーティストとしては作品の追求というところで地域の住民の「私たち」と関わり、

この関わりから派生していき様々な人や関係団体を巻き込みながらグラフィティーを活用したまちづくりに取り組まれています。

金子さんのご講演では「身の回りにある面白いものを取り上げてカスタマイズしていく」といった既にあるモノ・コトをカスタムをすることでより面白いものへ変化させいく流れや、ご自身の活動から人と人との繋がりの輪を広げていくことなどについてお話いただきました。

そして、「NOとは言えない日本人」と講演会でも話されていた金子さんだからこそ沢山の人と出会い、想いを共有し、共に挑戦をすることで地域の人や観光客の方を巻き込んだまちづくりができるのだと思います。

最後に金子さんは「0➡1を作り出すことは難しいが、1➡5へカスタムしていくことはできる」といった金子さんスタイルの巻き込み型まちづくりへの想いをお話いただき、講演を締め括りました。

また、金子 様が携わる活動として、呉そごう跡地をアートの地にするミューラル(壁画)アートプロジェクトについてご紹介いただいています。

「ミューラルアートプロジェクト」とは、国内外で活躍するグラフィティアーティストたちが呉のまちに暮らしながら、約一か月間かけて巨大な壁画をインストールしていく企画です。

ぜひ「ミューラルアートプロジェクト」について気になる方は、下記のサイトからご覧いただけます。

呉そごう跡地をアートの地にするミューラル(壁画)アートプロジェクト

けん玉は言葉のいらないコミュニケーション

講演会後はbar「 I. My. Me. Mine」を会場に懇親会を開催しました。

今回は懇親会の中でもけん玉が登場し、参加者全員で実際にけん玉に触れて楽しく交流しました。

またけん玉大皿リレーチャレンジも挑戦してみて、笑顔の輪が広がりました。

参加者の皆様は、講演会で聞いた内容を懇親会で詳しくお聞きできる機会となっており、ご参加いただいた方から「けん玉を久しぶりに手に取ってレクチャーを受けながらやってみるとできないと思っていたことが簡単に成功して嬉しかった。挑戦してみることはやはり重要だということを再認識することができた。」といったお声をいただいております。

今回のうべ越境共創カイギも大変盛り上がる会となりました。

また、過去のうべ越境共創カイギの様子はインスタグラムの投稿でも紹介をしておりますので、併せてご覧いただけますと幸いです。