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2023.03.03
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ご縁を繋ぐEN-biz会員紹介 第4弾:菅新汰さん~山口で教育×地域活性化を目指す~

EN-biz会員の方々の活動をインタビュー・ご紹介していくシリーズ「ご縁を繋ぐEN-biz会員紹介」 第4弾!
今回は、EN-bizのコワーキング会員 山口東京理科大学学生(2023年度からは下関市立大学学生) 菅新汰さんにお話をお聞きしました!

「教育×地域活性化」をテーマに活動する菅さんとは何者?

菅さんは、「教育×地域活性化」「山口の知名度を世界レベルに!」という目標を掲げて日々学生をしている山口県の学生さんです。

この目標を達成するために、やまぐち若者マイプロジェクト一般社団法人BEAU株式会社プルーセル、一般社団法人motibaseに関わり活動をしています。

理想の自分になるために日々奮闘中。菅さんの経歴をご紹介

まず始めに菅さんの経歴について説明します。

菅さんは、山口県出身で中学、高校も山口の学校に進学しました。

高校生の時に、やまぐち若者マイプロジェクト(以下マイプロ)に参加をします。

その後、大学では山陽小野田市にある山口東京理科大学に進学。

大学進学後は、一般社団法人BEAUの学生パートナー株式会社プルーセルへ長期インターン開始。

そして、一般社団法人motibaseの学生インターンもされているそうです。

このように、幅広く活動をされている菅さんですが、さらに教育に対する学びを深めるために2023年度から下関市立大学に編入されます。

菅さんは常に教育に携わりたいという軸を持っており、これまで、理系大学での学びは自分の将来の目標に繋がっているのかと悩んでいたそうです。

悩んだ末、ゼミの活動などで地域活動に携われる下関市立大学に編入することを決意しました。

下関市立大学に編入後は、これまで行ってきた学外での活動だけでなく、ゼミ等学校でも、山口県内の地域活動にフォーカスした教育活動に取り組みたいと考えていると話されていました。

なぜ教育に関わる活動に尽力しているのか?

多くの活動に関わっている菅さんですが、なぜこのような教育をテーマとして、活動をされているかお聞きしました。

  • なぜ、教育に関わろうと思いましたか?きっかけを教えてください。

教育に関わろうと思ったきっかけは、中学生の時に出会った校長先生の影響が大きいです。

「本当にしたいことって何だろう」と悩んでいた中学2年生の時に校長先生と出会いました。

その校長先生は、生徒一人ひとりに寄り添ってくれる方で、悩みを相談すると真剣に聞いてくれて、人それぞれに合った解決案を提案してくれました。

当時、生徒会活動をしていたことから校長先生と関わる機会が多く、校長先生の姿を身近で見て教員という職に憧れを持ちました。

それをきっかけとして教育に関わろうと思いました。

  • どのような「教育」の活動をしたいと考えていますか?

始めは教員を目指していました。

しかし、今は学校教育ではなく、学生が「これからどうしたいか・自分が何をしたいか」といったことを見つけるお手伝いをする教育活動をしていきたいです。

このように考えるようになったのは、高校3年生の時に参加していたマイプロがきっかけでした。

マイプロは、高校生のやりたいことに対して大学生や大人が、真剣に向き合い応援するプロジェクトです。

高校性の時、自分たちの活動を真剣に応援してくれる大人たちにマイプロで出会ったことで、自分たちやっていることに自信を持ちました。

この時の経験が、現在の教育活動の軸に繋がっています。

菅さんの掲げるミッションとは?

菅さんは自分の持つミッションとして、下記2つを掲げています。

  1. 探究学習を高校生に届けて、自分の将来やりたいことを見つけるお手伝いをする
  2. 地元の良さを伝え、山口に帰ってくる人を増やすための種まきをする

そして、この2つのミッションを叶えるために「マイプロ、BEAU LABOなどの団体、廃校を活用してこの掲げているミッションを実現したい」という熱い想いを持たれています。

探求学習とは?

菅さんの掲げるミッションの中に「探求学習」という言葉がありますが、これは以下の意味を持つそうです。

探究学習とは、生徒自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析したり、周囲の人と意見交換・協働したりしながら進めていく学習活動のことです。探究学習では、生徒の思考力や判断力、表現力などの育成を目的としています。小学校や中学校では「総合的な学習の時間」の科目、高等学校では「総合的な探究の時間」などの科目において、探究学習を導入した授業が行われています。

引用:「探求学習」とは何か?「探求」の意味とは?-一般社団法人 英語4技能・探究学習推進協会

文部科学省も今後は「思考力・判断力・表現力等の育成」が教育において必要だと掲げています。

この探求学習は、これら「思考力・判断力・表現力」を育成する1つの学習方法なんですね。

第1章 言語活動の充実に関する基本的な考え方|文部科学省

今後の展望について

菅さんは、自身の今後の展望として下記を掲げています。

  • マイプロジェクト、BEAU LABO を大学卒業までに山口県の高校生全員に認知されている状態に拡大し。これら活動に参加してくれる人を増やし、学生に自分の興味関心や描きたい未来を見つけてもらう

この展望を達成するために、今後もたくさんの挑戦をされるであろう菅さん。

そんな菅さんの活動をEN-bizとしても今後も応援をしていきます!

菅さんから見たEN-bizってどんなコワーキングスペース?

みての感想などについてお聞きしました!

  • なぜEN-bizに入会してくださったのですか?

EN-bizに入会した理由は2つあります。

1つはマイプロで大学生メンターをしていた時に、EN-bizスタッフの槿さんと出会ったことがきっかけです。

槿さんがコワーキングスペースを運営しているのを知り、EN-bizのことは気になっていました。

EN-bizの存在を知って、山口東京理科大学近くで作業できるスペースを利用したいと思ったことが入会理由の1つです。

もう1つは、人と繋がるために交流会に参加してみたいと思ったことです。

EN-bizで開催される宇部市100人カイギや、EN-biz主催の交流会のイベントなどに興味があり、それらに参加したいと思い入会しました。

  • EN-bizに入会して良かったことを教えてください!

EN-bizで開催されるイベントに参加して大学生の知り合いが増えたことです。

前まで県内や山口大学の知り合いが少なかったのですが、EN-bizでの交流会に参加したことをきっかけとして、多くの学生と知り合えました。

また、EN-biz入会をきっかけとして宇部市100人カイギ#9に登壇し自分の活動を発表できたのも良かったことの1つです。

  • EN-bizでこれからやって欲しいこと

第2回の学生交流会を開催していただきたい。

学生交流会が他学生とのご縁のきっかけになったからです。

※過去に行った学生交流会については、以下の記事にて記載をしておりますので、気になる方はぜひご覧ください。

【オンライン学生交流会】宇部市のコワーキングスペースEN-bizイベントレポート | EN-biz

また、第1回目学生交流会の様子はこちらになります。

今後もさまざまな会員さんの活動をご紹介!

今回は、EN-bizのコワーキング会員 山口東京理科大学学生(2023年度からは下関市立大学学生) 菅さんについて紹介をさせていただきました。

スタッフも自分の目標を達成するためにさまざまな活動をしている菅さんとお話をする中でいつも良い刺激をいただいています。
このブログを読まれた皆さんにもぜひ、今後も山口県の地域と人のために活動される菅さんの活動を応援していただけると嬉しいです!

また、菅さんが関わっているプロジェクトについて詳細を知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。

やまぐち若者マイプロジェクトについてはこちら

一般社団法人BEAUについてはこちら

株式会社プルーセルについてはこちら

EN-bizでは、今後もさまざまな活動をされているEN-biz会員様についてご紹介をしていきます。

過去の記事では、同じく山口県内の大学生である山口大学大学院 Regional Innovations 株式会社の代表取締役 吉永さんにお話をお聞きしました。

吉永さんの活動が気になる方は下記の記事をご覧ください。

ご縁を繋ぐEN-biz会員紹介 第3弾:吉永直樹さん~学生起業家として宇部でIT技術革新を~